東日本大震災
全壊、半壊、一部破損した建物は15万1187棟(総務省消防庁調べ)に達し、建物のがれきの量は現時点の政府推計で2000万トンを超え、阪神大震災の1400万トンを上回ることが31日、分かった。
2009年度の全国の一般廃棄物は約4600万トン。壊れた道路や橋などを加えると、3000万トンに達する可能性もあり、処理が大きな課題となりそうだ。崩壊した道路や鉄道などの公共インフラや、津波で流された自動車、船舶などのがれきは含んでおらず、最終的な総量の確定には時間がかかる見通し。阪神大震災の建物やそれ以外のがれきを含む総量は2000万トンだった。
スポーツニッポン抜粋