入社して約３年が経とうとしております。
見積りに行く事も増え、色んなお客様と接するうちに
人に寄り、ごみ料金の感覚が違う事を感じています。

相見積りを掛けられる事もあり、他業者の金額を教えて頂く事があります。
驚くほど高い業者様も居ていますが、中には安い業者も居ています。
それでもお客様により、高いと口に出される事が・・・。

例えば弊社の産業廃棄物の処理に掛かるコストを説明してみると・・・。
①弊社は引き取ったごみを持ち帰り、処分場ごとにぶちまける(積み替え保管)
　コストは客先までの運搬、積込、荷降ろしする人件費。
②保管分が溜まれば8tトラックに積み込んで処分場まで運ぶ。
　これも運搬と積み込む人件費。
③処分場に搬入後、計量や手続き、込み合った時には入り口で待たされる事もあります。
④処分場にゴミ代を支払います。
⑤その他ですが、初回は契約手続きが必要で見積り含め、ご説明。
　マニフェストの発行。契約するまでお客様や処分場との往復のやりとり。
　コストは営業の人件費や駐車場代、郵送の切手や封筒代など。
⑥請求書の発行、都度のマニフェストの返送分の送付など。
　コストは事務員の人件費や発行書類などです。

ガソリン代金も、１ℓあたり135円（大阪市内平均）と高騰する中、
「たかがゴミ」を捨てるだけですが、コストはこのようにたくさん掛かってきます。
この不景気の中、どの企業もコスト削減に努力されている事と思いますが、
弊社も分別や、効率よく回れるルートを確立する事が重要で、
その結果、お客様に納得の頂ける見積りが出せるのでは・・・。と考えています。

他業者との違いをもっと出す事が、成約につながります。
評価されるのは、見積り金額だけでなく、営業の人柄かも知れません。
そこに親切心や誠実さが伝われば、ご依頼や相談をして頂ける事が増えると思います。
「あの子に言うたら、何とかやってくれるやろ～」と言われる営業を目指したいです。
それぞれの価値観は当然、違うのが当たり前ですが、互いに意思の疎通を図る事により
その考え方さえも合ってくるのでは・・・と最近思います。
営業が楽しくなってきた今日このごろでした。